コンロの火がつきません。どうすればよいですか?

コンロの火が付かないとき、まずお客様に確認していただきたいのは「電池」です。

多くのコンロでは単1電池を2本使って動作します。電池が消耗してしまうと、点火ボタンを押しても点火プラグがスパークせず火がつかなかったり、点火ボタンから手を離すと火が消えてしまうような現象が発生します。

点火ボタンを押したとき、コンロの前面パネルの「電池切れランプ」が点灯していないか確かめてみてください。このランプが点灯している場合、電池が消耗していますので、電池を交換していただく必要があります。なお、電池が完全に消耗してしまっている場合、電池切れランプは点灯しません。

電池を交換する際、「電池の使用期限」が過ぎていないことも確認しておくことが大事です。意外なことに電池には使用期限があり、長期間保存した電池はいざ使用する際には使用期限が過ぎてすでに消耗してしまっていることがあります。電池のどこかに使用期限(年-月)が記載または刻印されているはずですので、確認してご使用ください。

電池以外にも、以下に示すような理由が考えられます。

  • コンロのガス栓が閉まっている。
  • バーナーキャップ(炎が出る部分)が正しくはまっていない。
  • バーナーキャップや点火プラグが水や煮こぼれで濡れている。